【本の感想】「バナナの魅力を100文字で伝えてください」から学ぶブログラインティング心得7か条

魅力的なタイトルは、読者の心を一瞬でつかみます。ブログを始めてから「伝える」ことについて学んでいきたいと思っている私は思わずこの本を手に取り、購入しました。

「私はなぜこの本を手に取り、購入しようと思ったのか?」を紐解いていくことがこの本を理解するポイントでもあると思っています。

この本を読んだだけではブログの記事を多くの人に読んでもらうことはできません。別途「SEO」に関する知識が必要になってきます。

とはいえブログの記事作成にお悩みの方には刺さる内容になっており、読んで損のない本だと思います。

本記事では、約5,000文字を使ってブログラインティングに活かせることに特化し、語っていきたいと思います。

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この記事で伝えたいこと
  • なぜこの本を手に取り、購入しようと思ったのか?
  • 「伝わる」構造の理解と「伝わる」技術の習得
  • 【まとめ】この本を読んでブログのラインティングに活かせること
目次

なぜこの本を手に取り、購入しようと思ったのか?

この本で解説している内容は、話を盛ることや無理やりイエスを引き出すためのものではなく、伝えたいことが相手にちゃんと伝わるための方法です。

バナナの魅力を100文字で伝えてください(冒頭より)引用

この本の著者は柿内尚文さん(@blX9DAIbsapp5OO)「パン屋ではおにぎりを売れ」という著書も書いてらっしゃいます。

こっちもとても魅力的なタイトルですね。

結論から言うと、この本は「伝える」と「伝わる」という言葉の意味は大きく違うということと、「伝わる」技術はコツさえつかめば誰でも習得することができる。という事を教えてくれる本です。

そして、ブログの記事を作成する時には「相手ベース」で考える。これがめちゃくちゃ重要なんじゃないかと思いました。

でもそれだけでは「私がなぜこの本を手にとったのか?」という説明にはなりません。それはこの本にも書いてあるのですが

親近感」「具体的な数字が設定されている」「自分ゴトにしてもらう」という3つのポイントに惹かれたからだと思います。

いわば技術的な話で、私も営業をしているので(今思えばですが)使ってました。

例えば新規の顧客へ自社商品をPRする時。

STEP
親近感

具体的な商談に入る前にまず、顧客との共通の話題(最近見たニュースや趣味の話、家族の話)でひと盛り上がりさせることで「親近感」を感じてもらい

STEP
具体的な数字を設定

商品を購入することで得る「具体的な数字を設定」し(現行価格よりも◯円下がるので、年間だと〇〇円のコスト削減につながりますなど)

STEP
自分ゴトにしてもらう

コスト削減で会社に貢献すれば◯◯さん自身の人事評価にもつながるんじゃないですか?と「自分ゴトにしてもらう」

といった具合にです。

「バナナ」=多くの人になじみのある果物、「100文字」=イメージしやすい文字数、「伝えてください」=自分ゴトとして考えるきっかけになる。。。納得。

「伝わる」構造の理解と「伝わる」技術の習得

「伝える」と「伝わる」の違いとはなんでしょうか?

この本では「伝える」=言うこと、「伝わる」=相手が理解すること、と説明しています。相手に一方的に「伝える」だけでは意味がありません。相手が内容を理解してはじめて「伝わった」といえるのであり、ブログのライティングにおいても

画面の向こうの読者に内容を理解してもらうために、記事を書かなければならないのです。
(わたし自身が本当に書けているのか?ということはとりあえず置いておいて。。。)

「伝わる」構造とは7階建てのビルのようなもの

本書では「伝わる」構造を7階建てのビルに例えて解説しています。自分への戒めに「ブログのライティング心得7か条」としてまとめました。

ブログライティング心得7か条

1階 ゴールの設定

何のために伝えるのか?
ブログの記事は「読者の役に立つ(利益をお届けする)」ために書くべし。

2階 納得感

理解する、腑に落ちる
記事を読んで納得してもらえるような文章を書くべし。

3階 相手ベース(重要)

相手ファースト
画面の向こうの読者を常に意識して記事を書くべし。

4階 見える化

頭の中にイメージが浮かぶ
自身の体験談・経験談を使って例えながら記事を書く。図解を使って視覚的にも分かりやすい記事を書くべし。

5階 聞く力

相手の話をよく聞く
記事を書いたら広く意見を求め、自分本位の記事になっていないか多くの意見を聞くべし。

6階 親近感

距離を縮める
読者に親近感をもってもらえるような心地の良い文章を心がけるべし。

STEP
7階 信頼感(ここが一番むずかしい)

実績
読者の信頼に足るような存在になるべし。ここはSEOにも通じるものがありますね。

「伝える」技術「伝わる」技術

本書では、「伝わる」ための具体的な技術についても紹介しています。

正直、初心者がこの技術を全部使おうと思うと記事が書けなく恐れがあります。。。のでここでは用語のみご紹介。
記事作成時にこの本を横に置いて徐々にやっていきたいと思ってます。

「伝わる」技術とは
  • 比較の法則
  • フリオチの法則
  • ファクトとメンタルの法則
  • 脳内チューニングの法則
  • 言いかえの法則
  • たとえの法則
  • ネーミングの法則
  • 間の法則
  • 数字の法則
  • 読点の法則
  • 外部力の法則
  • 相手メリットの法則
  • 3つのグッドの法則
  • 文脈の法則
  • 結論の伝え方
  • 本能の言語化

興味のある方は是非本書を読んでみてください!

【まとめ】この本を読んでブログのラインティングに活かせること

それは「伝わる」=相手ベースで物事を考えることが大切。この一言に尽きます。

今回「バナナの魅力を100文字で伝えてください」の書評を書かせて頂き、自分なりの「ブログライティング心得7か条」を作ることができました。
今後は本書を読みながら「伝わる技術」を新しい記事の作成やリライトに積極的に取り入れていきたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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