【ブログ脳】スーパー戦隊シリーズから学ぶ、ブログ集客の仕組み

いわゆる「スーパー戦隊シリーズ」と聞いて、ピンとくる読者は、どれくらいいるのでしょうか?

一見すると子供向けの大人気テレビ番組で、もちろん私が幼少の頃も大好きで観ていたのですが、大人になってから改めて観てみるとコレ、ビジネスモデルとしてマジで完成されてるなと関心したのでブログ運営と絡めて大真面目に解説をしていきたいと思います。

「スーパー戦隊シリーズ」と聞いてピンとこない読者は、時間のムダなので読まなくてOKです。

全力全開!でご紹介していきます。ちょあーっ!

この記事で伝えたいこと
  • あなたがハマった懐かしの「スーパー戦隊シリーズ」がなんだったか年表をみて思い出せる
  • ブログ初心者が「スーパー戦隊シリーズ」のビジネス戦略を通じて、ブログ運営における最重要課題「共感と継続」がいかに大切かがわかる
目次

まずはじめに

「スーパー戦隊シリーズ」とは

ここまで読んでくれた読者には説明不要かと思いますが、念の為。

スーパー戦隊シリーズ(スーパーせんたいシリーズ)は、日本特撮テレビドラマシリーズ。ウルトラシリーズ仮面ライダーシリーズとともに、およそ46年にわたって放映されている長寿シリーズである。数名がチームを組み色分けされたマスクとスーツで武装したヒーローに変身し、主に赤色のヒーローを中心として怪人と戦うストーリーがドラマの基本コンセプトとなっている。世界80か国で放映[1]

ウィキペディア

ここで特筆すべきはなんと「46年(記事執筆時点)」という長期にわたって放映されているシリーズであるということです。

以下に年表形式でまとめてみました。ほぼ年に1回のペースで46年も続いているって、マジでヤバいです。東映さん。

年代戦隊名
(1)1975年秘密戦隊ゴレンジャー
(2)1977年ジャッカー電撃隊
(3)1979年バトルフィーバーJ
(4)1980年電子戦隊デンジマン
(5)1981年太陽戦隊サンバルカン
(6)1982年大戦隊ゴーグルV
(7)1983年科学戦隊ダイナマン
(8)1984年超電子バイオマン
(9)1985年電撃戦隊チェンジマン
(10)1986年超新星フラッシュマン
(11)1987年光戦隊マスクマン
(12)1988年超獣戦隊ライブマン
(13)1989年高速戦隊ターボレンジャー
(14)1990年地球戦隊ファイブマン
(15)1991年鳥人戦隊ジェットマン
(16)1992年恐竜戦隊ジュウレンジャー
(17)1993年五星戦隊ダイレンジャー
(18)1994年忍者戦隊カクレンジャー
(19)1995年超力戦隊オーレンジャー
(20)1996年激走戦隊カーレンジャー
(21)1997年電磁戦隊メガレンジャー
(22)1998年星獣戦隊ギンガマン
(23)1999年救急戦隊ゴーゴーファイブ
(24)2000年未来戦隊タイムレンジャー
(25)2001年百獣戦隊ガオレンジャー
(26)2002年忍風戦隊ハリケンジャー
(27)2003年爆竜戦隊アバレンジャー
(28)2004年特捜戦隊デカレンジャー
(29)2005年魔法戦隊マジレンジャー
(30)2006年轟轟戦隊ボウケンジャー
(31)2007年獣拳戦隊ゲキレンジャー
(32)2008年炎神戦隊ゴーオンジャー
(33)2009年侍戦隊シンケンジャー
(34)2010年天装戦隊ゴセイジャー
(35)2011年海賊戦隊ゴーカイジャー
(36)2012年特命戦隊ゴーバスターズ
(37)2013年獣電戦隊キョウリュウジャー
(38)2014年烈車戦隊トッキュウジャー
(39)2015年手裏剣戦隊ニンニンジャー
(40)2016年動物戦隊ジュウオウジャー
(41)2017年宇宙戦隊キュウレンジャー
(42)2018年快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
(43)2019年騎士竜戦隊リュウソウジャー
(44)2020年魔進戦隊キラメイジャー
(45)2021年機界戦隊ゼンカイジャー
(46)2022年暴太郎戦隊ドンブラザーズ

こうやってまとめてみると面白いですね、対象年齢3~5歳くらいの男の子が好きな「車」「電車」「恐竜・動物」が多いとか忍者多いなとか(海外人気を意識?)2018年は一体なにがあったんだ?とか。

もう一度言っちゃいますが「46年」続いているんです。積み重なった資産です。当然私も「あー!◯◯◯のおもちゃもってたー!」ってのがあります。

うわー、懐かしいわー!!観てたなー!」って感情が呼び起こされてきませんか?共感の嵐。

そうです。私も最近息子がテレビ番組を見るようになり、懐かしいという感情を呼び起こされたひとりです。

スーパー戦隊シリーズ」はもはや子供のみならずその親(へたすればおじいちゃんも)をもとりこむスーパーキラーコンテンツなんです。

まさに「継続は力なり」恐るべし。

共感を呼ぶビジネス戦略の集大成。45番目のヒーロー「機界戦隊 ゼンカイジャー」

ビジネス戦略における共感と継続の重要性」ということについて、最近息子がハマってみている45番目のヒーロー「機界戦隊ゼンカイジャー」で話をしたいと思います。(調べると35番目のヒーローであるゴーカイジャーの時にも似たようなシステムがあったようです。)

歴代のスーパー戦隊ヒーローが大活躍

ゼンカイジャーは、「もうこれで戦隊ヒーローモノやめちゃうんじゃないか」ってくらい今までの戦隊シリーズで培ってきた要素が凝縮されてます。歴代のスーパー戦隊ヒーローがバンバンでてきます。

番組を観ていると「あー!子供の時よく観てた◯◯◯でてきたー!」と大人も子供と一緒になって楽しく観れますよね。

主人公とその仲間たち

主要キャラクターたちもとっても魅力的。

従来のスーパー戦隊シリーズの場合は、基本3~5人で構成され(例外もあり)変身前の姿は人間で、敵が巨大化した時にロボットに乗り込んで戦っていく。というのが基本でした。

ゼンカイジャーにおいては主人公のゼンカイザーと仲間である機械生命体のキカイノイド4体の計5人という今までにない構成になっており

ゼンカイザーは見た目が記念すべき1作目のゴレンジャーそっくりです。(原点を大事にする姿勢、素晴らしい。)

そしてその仲間は今までのヒーロー戦隊シリーズででてきた(おそらく人気のあった)巨大ロボをモチーフにしています。

  • ゼンカイジュランは恐竜戦隊ジュウレンジャーの巨大ロボ「ダイジュウジン」がモチーフ
  • ゼンカイガオーンは百獣戦隊ガオレンジャーの巨大ロボ「ガオキング」がモチーフ
  • ゼンカイマジーヌは魔法戦隊マジレンジャーの巨大ロボ「マジキング」がモチーフ
  • ゼンカイブルーンは轟轟戦隊ボウケンジャーの巨大ロボ「ダイボウケン」がモチーフ

この4体は今まで人気を博してきたであろう「恐竜」「ライオン」「ドラゴン」「車」型のキカイノイドへと変形します。極めつけはそれぞれのキカイノイドが2体で1体のキカイノイドに合体できることです。1体好きなキカイノイドのおもちゃを買ったら必然的に最低もう1体は買うことになるでしょう。

男心を刺激する王道パターンキャラ「ツーカイザー」と「ステイシーザー」

主人公周辺のキャラとは別に、魅力的なキャラクターが存在します。それが「ツーカイザー」と「ステイシーザー」です。

アニメ漫画の王道パターン「主人公と双璧をなすかっこいいキャラ」「最初は敵だけど最終的にはちょっと仲間になりそうなキャラ」を地で行くこの2人はいずれも、後述する「センタイギア」システムと同様の力を持ちます。

驚異の激ハマりシステム。集大成とも言える「センタイギア」

私が息子と一緒になってハマったきっかけがこの「センタイギア」です。

ギアトリンガーという銃に、この「センタイギア」を装着させることで歴代ヒーローの力を召喚する。といったものになっており、ガチャガチャで購入できます。子供は当然ゼンカイジャーのセンタイギアを欲しがりますし、親は自分が子供の頃にみていたヒーローのセンタイギアが欲しくなります。次第に他の戦隊シリーズについても詳しくなり、親子ともにまったく知らなかった推しのヒーローもでてきます。

その時私は「あれ、ゼンカイジャーってブログ運営における成功の方程式が詰まりまくりじゃね?」と思ったわけです。

生活すべてをブログに直結させようとする「ブログ脳」になってるいい兆候です。

ゼンカイジャーというコンテンツはブログ運営における「まとめ記事」の媒体そのものです。

歴代の戦隊ヒーローたちは「ブログに掲載し続けてきた記事」です。

ブログにおいても個別の記事からまとめ記事にたどり着く時もあれば、その逆もしかり。双方が互いにリンクして元々興味のあった情報から別の情報にたどりつき、最終的にはコンテンツ全体のファンになる。その戦略がそのまま当てはまります。コンテンツが長く続いていればいるほど、その力は強大です。

実際の売上はあまりよくない?起死回生の「暴太郎戦隊 ドンブラザーズ」

ただし、実際にグッズ関連がめちゃくちゃ売れているか?と言われるとそれはまた別の話のようです。

国内トイホビー向けの「スーパー戦隊」の売上は前年3Q実績 30億に対し27億と前年対比で10%減少しています。

株式会社バンダイナムコ 2022年3月期決算資料より引用

このビジネスモデルは子供ウケはよくなかったのでしょうか。主人公がゴレンジャーとそっくりなので古臭いと言えばそうかもしれません。

そこに満を持して登場する46番目のスーパー戦隊シリーズが「暴太郎戦隊 ドンブラザーズ」です。

ネーミングからして度肝を抜かれる新シリーズ、期待しかないです。ギアシステムもしっかりと引き継がれます。

◯◯マンとか〇〇ジャーとかが多いスーパー戦隊シリーズにはじめて「ブラザーズ」という言葉が採用され、新しい風を感じてます。

設定はまだ未知な部分もありますが昔話の桃太郎をインスパイアした作品ということで、万人が知っている内容なので共感性も非常に高いのではないでしょうか?

完全に幼少のスーパー戦隊の記憶が蘇った私。お父さん、グッズいっぱい買っちゃうぞ!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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